洗面台の水栓交換 |
家も建ててから12年も経つといろいろなところが壊れてきます。
今度は洗面台の水栓が壊れました。
シングルレバーシャワー水栓といって、パッキンを交換できないタイプです。
壊れた水栓(MYM製)お湯側が止まりません
アウターホースタイプでホースが痛みます
水栓を交換するか、洗面化粧台ごと交換するか迷って、いろいろ調べましたが、工事が高いんです。
というか工事そのものは2~3万円なのですが、工事をやってくれる業者はだいたい部材が20%引きです。
ネットで部材だけ買うと50%引きが当たり前なので、その差は歴然となってしまいます。
業者に頼むと、水栓だけで5.5万円~6万円。洗面化粧台ごと替えると11~12万円といったところです。
洗面台も痛んでいるところがありますが、捨てるには忍びないし、でも水栓だけ替えると先に洗面台の寿命が来そうだし。。。
水栓は自分で交換してしまえば、ネットで購入できるので安いのですが、出来るかどうかが一番のネックです。
また、ネット上には水栓の情報が非常に少なく、取り付け寸法さえ判らないものがほとんどです(業者には図面が出回るのでしょうが)。
そこで、まずは今のをはずしてみて寸法を測ります。
どうやら取り付け穴は35φ×2のようです。一番一般的な寸法なので何とか出来そうです。
どの水栓にするか物色していたとき、掘り出し物を見つけました。
「TOTO TL380V3R」というものが 15,800円(税・送料込み) でした。(しかもニッケル水素電池4本+充電器のおまけつき)
見た感じは TLW36R に大変よく似ていますが、型番は全くちがうので躊躇しましたが、安さに惹かれて購入しました。
届いてみたら、接続がワンタッチホースではなく、従来のパイプ式でした。
検索しても見つからない型番からすると、どこかへのOEM品か特注品のようです。
パイプカッターは持っているので、取り付けはなんとかなりました。
工具は他には水道用のプライヤーだけ。
最近のものはパッキン類の構造もしっかりしていて、やってみると意外に簡単でした。
接続はこうなっています
蛇口の上からが交換した部分
水栓には3本のパイプがあって、それぞれ お湯 , 水 の給水管と 混合されたものが出力される管です。
お湯と水の給水管は立ち上げの配管に合わせてパイプカッターで切断します。
あとは水道用のプライヤを使って、付属のコネクタで接続するだけ。
出力はフレキパイプをワンタッチコネクタで接続するだけです。
交換が完了した新しいシャワー水栓
使ってみると、ウォーターハンマーを防止する仕組みになっていて、とても使いやすい感じです。
レバーが長く、穴があいたタイプなので、操作もしやすいです。
シャワーは小さく広がって勢いがあるタイプで、ストレートは泡沫ですので、今までより元栓を絞ることができ、節水になりそうです。
シャワーヘッド部分はメッキですが、プラスチック製で安っぽい感じはしますが、これはTOTOでもinaxでも同じで、シャワータイプのものはすべてこうなので、しょうがないところです。
5.5万円が1.5万円で済んで大変ラッキーでした。